お店日記
私がバリ島に到着してからというもの、連日鬱陶しいくらいの晴天続きだったのが、今朝は珍しく「全面的に曇り空解禁」といった空模様で、今にも雨が降り出しそうな天候である。今日はデンパサールまで素材の買出しに出掛けたのだが、案の定、出発して間もな…
「Crazy」まったく初対面の、3メートルの高さからバトミントンの羽を路上に打ちつけてぎゃあぎゃあ騒いでいるような子供から、そのようなジェスチャーを送られた。「おらっ! モタモタ運転してるヤローは脇に寄れや」とクラクションを鳴らされた程度で傷つい…
お店のスタッフ・ワヤンには、明日、3歳の誕生日を迎える息子さんがいる。ここ最近、閉店になる頃を見計らって、おじいちゃんやお父さんと一緒にバイクにまたがって、お母さんを迎えにやって来る。私が外国人であるというのもあるが、元々「人見知り」な息子…
「お店には売り上げちょっとしか置いてなかったから大丈夫」と、どこで仕入れた情報だか不明だが、当店のスタッフが「それにしたって恐いわよねぇ」なんて神妙な顔して話すもんだから、「そっか。でも、わずかだって売り上げ盗られたら悔しいよなぁ」と思っ…
「出国します」から、バリ島に入国してだいぶ経過してからの日記タイトルがこれ。隣の雑貨屋さんに、昨晩、売り上げドロボーが入りました。当店と違い、お隣は立派なシャッターを装備しているのだが、裏口のドアをこじ開けられたとのこと。こわぇー。念のた…
先日、「石鹸&ソープディッシュのセット販売」に向けて、『タミンさんのお店』(タミンさんの詳細については別ブログ参照)にオーダーをお願いしたことはすでにご報告した通りであるが、その仕上がりが私のマレーシア渡航と重なったため、受取りに訪れたの…
「らっしゃい、らっしゃい! 蜜がいっぱいのアップルに、練乳いらずの甘〜いストロベリーだよっ!」雑貨屋でそんな掛け声出したところで「怪訝な顔」をされるのが関の山だが、今、私がイチオシなのが、この珍しいフルーツ型のガムランボールである。
朝から精力的に商談からの一日をスタート。 ここのオーナーとはすでにちょっとした顔なじみのため、アポなしで突然お店の方にお邪魔する。決り文句になってしまったが詳細は別ブログ「Asian Zakka Moti〜シロウト集団のお店デキルカナ?」にてアップ済みだが…
赤い座布団の上にちょこんと座ったにこやかな招き猫。 お店がほんの少しでも繁盛しますようにと、一年程前に両親が手渡してくれたものだ。 開店祝いにと、友人たちがプレゼントしてくれたカエルの置物は、今やお店の「看板」という大事な役割を担っている。…
これは軽犯罪に相当してしまうんだろうか、やっぱり。 どう考えたって「売上金着服」だもんね。お店の売上金を持ち出し、コンビニで買って来たアイスクリームを美味しそうに、そしてなんの躊躇もなくペロペロとたいらげるネット屋のスタッフを眺め見た。そん…
「雨漏り」アニメ「サザエさん」の中のネタ、もしくはコントの中でしかお目見えできない事だと思っていたら、当店では話のネタでもギャグでもなく、かなりシリアスにこの問題に悩まされている。関係ないが、「サザエさん」とはどのような表記が正しいのか、…
以前に書いたかもしれないが、「Asian Zakka Moti」は、実質ふたりの人間によって立ち上げられたものである。半ば半強制的に「巻き込まれる」ようなカタチではあるものの、今では数人の人間がこの雑貨屋に関わるようなり、それらの力によって支えられている…
バリ島・ウブドにある「Asian Zakka Moti」は、二人の日本人が経営している小さな雑貨屋さんです。二人は旅をするのがすきで、ここ数年はタイを拠点にアジア諸国を巡っていました。フィリピン、ネパール、バリ島、ラオス、カンボジア‥‥。やがてそれは、ちょ…
数ヶ月に及ぶバリ島での滞在も、日本帰国まで残りわずか数週間と迫った昨日、私のひそやかな願いがようやく叶えられた。 正確にいうと、それはちょっと違ったカタチで実現したのだが、あのハノマンの長い道をじゃらんじゃらんするツーリストと、バイクですれ…
宿のオーナーから、デンパサールの市場にカップを買い揃えに行くけど「一緒に行く?」とのお誘いを受けた。 これはしめた! いつもなら人の都合に合わせて車やバイクをだしてもらわないと行けない場所である。 即座に「行く!」と返答。 目的地に到着後は、…
重い腰をようやくあげて、Motiオリジナルキャミソールを完成させました。 経営に関しても、雑貨・服飾関係に関しても「ド素人」の私ですが、せめて自分が納得できるものを製作しようと思うと、バッグはともかく、「キュートなキャミソール」にたどり着けるよ…
デンパサールにある、布の問屋街を訪れる。 ここには何度も足を運んでいるのだが、私にはどうも苦手な場所である。色鮮やかで美しい布を見て歩くのは楽しい。だが、実際交渉に入ると、2〜3メートルの購入では1ルピアも負けてはくれないお店がほとんどで、敗…
私が営む小さな雑貨屋のあるバリ島・ウブドでは、ここ数日、じっとりとまとわりつくような鬱陶しい雨の日が続いた。 雨が続くと、おのずと客足もにぶる。 しっとりと、アスファルトを濡らす程度の艶っぽい雨などではなく、台風を思わすような荒々しい豪雨の…