雑貨屋から紡ぐ想い

バリ島・ウブドにある「Asian Zakka Moti」は、二人の日本人が経営している小さな雑貨屋さんです。

二人は旅をするのがすきで、ここ数年はタイを拠点にアジア諸国を巡っていました。

フィリピン、ネパール、バリ島、ラオスカンボジア‥‥。

やがてそれは、ちょっとした顔見知りから、ケンカまでしてしまう友人、忘れられない風景、音色、匂い、味‥‥と、その中でもとくに惹きつけられる国ができました。

それは次第に、一時の関わりというつながりではなくなる旅になります。

その瞬間に、今まで気軽で、完全なる他人事で、無邪気なくらい無知で陽気なだけだった時間が、少しずつ変わり始めました。

出逢った人、作り出した物、賛同してくれる仲間をつなぐ、発信拠点を作ろうと、瞬時の思いつきは、先に駆け出すエネルギーに変わっていきました。

未熟者でど素人な姉妹がオープンした雑貨屋は、小さなハプニング、大きなトラブルを抱え、グルグルとめまぐるしく思いをめぐらせながら、今日もなんとか開店をしました。



今朝、バリ島から戻ったばかりのパートナーが、はじめて自分で手掛けた店内ディスプレイの画像を、どきどきした表情で見せてくれた。

そこには、初々しくも懸命な仕事姿をそのまま表現したかのように、ネパールで買い付けたお気に入りのグッズが飾られていた。

お店作りの奮闘記は、別ブログ『Moti〜シロウト集団の「お店デキルカナ?」』でも公開中です。一味違った内容と切り口で展開されているので、興味のある方は遊びに来てください。