見ぃ〜つけたぁ〜

今さっき、トイレに入ってきたのだが、なんだろうな?

またもや遭遇してしまったのである。「アレ」に。

ヘンな癖がついてしまって、ネパールで不特定多数の人が利用するような出先の「トイレ」を利用する際には、便器の中を確認するようになってしまった。

ほとんどがいわゆる「和式トイレ」のようなスタイルで、使用後は、便器のすぐ近くに設置してある水道で、手桶を使って流すのだが、自分の後始末をきっちりしないだらしのない輩が多いのである。

尿の方だと判別しづらい面があるのだが、いわゆる「大便」の方であると、もうそれは、一目瞭然にウ●チ以外のナニモノでもないという顔で居座っており、非常に不愉快な思いで人様の不始末を後片付けするはめになる。

この間などレストランで、ちょっとした顔見知りのネパリー男性の後に、入れ違いでトイレに入ったのだが、まんまとウ●チが置き去りにされており、そのような「公共の場でのマナー」がまるでなっていない男性と向かい合って、うっとりした表情で食事をしているヨーロピアンの女性に「呑気に頬を赤らめている場合ではありません。その男はウ●チも流さないような男ですよ。恐らく手も洗っていないどころかお尻すら洗い流していないことでしょう」と、お節介な忠告をしてやりたくなった。

日本の小中学生のように「ウ●コ! ウ●コ!」とアホのように騒ぎ立てる必要はない不可欠な生理現象ではあるのだが、そんな堂々と公開すべきでないものを残して、平気でトイレから出てくる感覚が理解できん。理解できずとも、ある程度鈍感になる必要はあるのだろうな。ちょっとした忘れ物を見つけたくらいに。