×溶けたアイスクリーム→○???

前々回のブログで誤りがあったので訂正したい。

「溶けたアイスクリーム」と表現した着ぐるみだが、よくよく見たら、正しくは「使い古したモップ」でした。

そもそも正しいもなにもないんだけど。

この日はフェスティバルの二日目だったのだが、一緒にいた幼い女の子は、すれ違ったモップに対して「あれ、人間が入ってるんだよね」と言って、眩しく微笑んだ。

すべてお見通しなんですね。

さらに発覚したことだが、その「人間」の正体が「思った以上におっさん」だったという切ない事実も付け加えておく。

その辺で無防備にというか、大胆にというか、「お着替え」を大公開していたものだから、「おっさん→モップ」へと変わりゆく姿を目撃するハメになってしまったのである。

ついでだから写真を撮らせてもらった。

そのように、ユルい感じのフェスティバルだが、夕刻になると本格的な民族ダンスや音楽がスタートし、昼間なんかより断然盛り上がるのである。

よくよく見ると9割が現地の人だったりするんだけど。

私も小さい女の子に手を引かれて(エスコート役逆だろ)、すごい人並みをぐいぐい押しのけ、さらには、先に陣取っていたオジサンをどかして女の子が確保してくれた「微妙な位置」のスペースで、民族ダンスを鑑賞した。

鑑賞場所が二階だったため、踊っている人の頭しか見えなかったが、それほど興味がなかったためその点は特に問題なしとしても、隣にいた3歳くらいの男の子が、「テープでのみ」固定された照明をグラグラ揺らすものだからハラハラして気が気ではなかった。

その黒い物体が落下した後の大惨事を想像できないお年頃とはいえ、あまりに無邪気な笑顔でガンガンと照明を叩くため、テープより先に私の堪忍袋の方が先に限界を迎えてしまい「こらっ!! それ以上叩くんじゃない!!」と、照明を揺らす手をそこからどかしたのであった。

一緒にいる親も子供がしでかしてることよりダンスに夢中になってるんだから呆れたものである。そもそも、照明機材をテープでぐるぐる巻きにしただけで上からぶら下げてるって主催者側に問題があるんだけど。危機管理なさ過ぎ。

これだけ大勢の人がフェスティバルに集まって楽しんでいるわけだから、最後まで事故など起こらないよう、安全には十分配慮して欲しいものである。