MANDALA STREET FESTIVAL 2010

前代未聞の下痢から立ち直った私だが、今日はうってかわって祭り気分である。

日本語がおかしいが、そんなことは気にしない。今日はもっとおかしなものを路上で発見したからだ。新種の哺乳類かもしれない。

私と同類の野次馬に「あれはなに?」と訊ねると、「人間だよ」と、夢のないことを言ってくれる。

誰も中身のことなど聞いてはいない。でも、野次馬の発想など所詮そんな程度のものかもしれない。聞いた相手を間違えた。

がっかりな気持ちを切り替えて、白い謎の生き物(私は雪男もしくは溶けたアイスクリームを表現したものだと思っている)と、二足歩行のパンダを激写。


























すっかり楽しい気分になったので、パンダと一緒に記念撮影をする見ず知らずの人の写真も撮らせてもらう。溶けたアイスクリームとは誰も一緒に写真を撮りたがらないのが不思議である。












パンダや溶けたアイスクリームを撮影するのにも飽きたので、調子に乗って、今度は民族衣装を身にまとった可愛い女子に「写真を撮らせて」とお願いする。

可愛い女子は気持ちもステキにできているらしく、快く「どうぞ」とにっこり笑ってくれた。

わぁぁぁ〜〜〜い。

浮かれ気分でその場に居合わせていた知り合いなどに「見て、見てぇ。すっごく可愛いでしょぉ〜」と自慢すると、「コッチの子、もう一回写真を撮ってきて」と、ニヤついた顔の男子にお願いされたので、「その携帯で女の子と一緒に写真撮ってあげるよ」と背中を強引に押すも、激しく拒絶される。恥ずかしいらしい。

逆に「あの白いの(溶けたアイスクリーム)と写真撮ってあげる」と背中をぐいぐい押される。

「止めろぉぉぉ〜〜〜!!!」得体の知れないものは眺めているだけで十分である。間違っても恥らっているわけではない。

「撮ったげる」「いいって!!」「撮ったげる」「いいって!!」「撮ったげる」「いいって!!」「撮ったげる」「いいって!!」「撮ったげる」「いいって!!」「撮ったげる」「いいって!!」

今日からスタートした小さなストリートのフェスティバル。昨日が昨日だっただけに、些細なことでも楽しめる一日である。