姪っ子をあやしていたとき、勢いあまってふすまに穴を開けてしまった。
足の親指がつっ込んだ程度のことなので、それほど大きなものではなく、そのため親への事故報告も「ごめーん。障子やぶっちゃったぁ」と、バカ丸出しのノンキなものであった。
しかし数日後、事故現場に「ふざけたファンシー風の犬」をあしらったイラストシールが貼られているのを見たとき、私は初めて、自分が起こした事の重大さを思い知った。
ごねんなさい、お母さん。
今度の給与が出たらスポンジボブのシール買ってくるから、ひとまずそれで補修しとこう。そっちの方が絶対いいって!