燃油はあがるよ、どこまでも

これを受け取ったら最後「いよいよだな」と実感が湧いてくる。

旅行代理店から、予約した航空チケットに関する書類が一式送られてきたのだ。

今回はバリ島旅行専門店「バリ王」という会社にチケットの手配をお願いした。

送付書類の中には「出発までのご案内」や「請求書」などの他に「燃油サーチャージ徴収」の件に関する詳細書が同封されていた。

これが驚くような金額なのだ。

私は購入したチケットの請求書なんかよりも、こちらの燃油サーチャージの方にクギづけになってしまった。

この燃油サーチャージは各航空会社によって設定金額が多少異なってくる。たとえ到着目的地が一緒であっても、航空会社によってチケット料金に差があるように、燃油サーチャージにも差額が発生するのだ。

その差額の開きはナント10000円以上に達するものもある。デカイぞ、この差は。

自分には関係のない路線だが、一番驚いたのはガルーダインドネシア航空で行くオーストラリア路線の(成田→バリ島経由→オーストラリア間)30000円という金額だ。チケット代にプラスされるこの額面を目にした時点で、オーストラリア行きを断念してしまいそうな料金である。

燃油価格高騰のため徴収されることになったこの制度。年々その価格は上がり続け、なんとか10000円以内でおさまっていたものが(バリ島路線)、今やそれを軽く越える徴収額となってしまった。

これ以上大きな負担にならぬよう祈るばかり。