かわいいだけじゃないんだもの

姪っ子は、私のお膝元で抱っこされているとき、かなりの確率で排便をする。

しかも、大きい方。

最近は家族の中で一番、姪っ子と接触している時間が少ないというのに、ちょこんと膝に乗せた途端に、ぶりぶりっと豪快な音を立てて排泄する。

まるでこの瞬間を待ち構えていたかのごとく、である。

お陰で最近では、姪っ子の「専属便器」という、大変もって不名誉な称号まで与えられてしまった。

便秘で苦しんでいる顔を見るよりは、少しでもお通じのお役に立てていると思えば嬉しい限りだが、あのもっちりしたカタチのお尻から立ち昇ってくる臭気には、なんとも耐え難いものがある。