ペコちゃんに続いておかめまで‥‥

食品メーカーの不祥事ではないが、今度はテレビ製作会社の不祥事で「納豆」が騒動の渦中にある。

ダイエット効果とは関係なく、日頃から納豆を好んで食べていた人間からしてみたら、テレビの影響であっという間に食品陳列棚から納豆が姿を消したことに「迷惑な話だよ」とボヤく声も少なくなかった。

納豆製造元にしたら、朗報から一転した残念な出来事となってしまったわけだが、なにもガックリすることはない。

栄養価が高く、コレステロールを低下させる働きがあるといわれる納豆の性質と、純粋に「美味しい」と、そのものの味わいを好んで食する消費者は多い。

もちろん、新規の顧客開拓も必要だが、なにより大事なのは「移ろいやすく気まぐれな一時の消費者」に一喜一憂させられるような仕事をするのではなく、商品そのものを理解し、本当の愛着を持ってくれる消費者を大切にすることだ。

品切れだった納豆商品は、すでにどっかりと、スーパーの陳列棚に鎮座しているとのこと。

あっという間に押し寄せた波は、引き際も相当に早い。